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『ポーセラーツ 』
という言葉を聞いたことはありますか?
「それ、知ってる」と答える人は
50人に1人(私調べ)です。
更に「それ、やったことある」と答える人は
100人に1人(私調べ)です。
実際にはもっと少ないかもしれません。
私が大好きな『ポーセラーツ』を
もっと多くの人に知ってもらいたい!
そして、楽しんでもらいたい!一緒に楽しみたい!
と願いつつ、ポーセラーツ 教室を運営しています。
今回は、
その『ポーセラーツ』のキホンのキをご紹介します。
「ポーセラーツ」って言うと
大抵の場合、聞き返されます。
「ポーラ…なに?」って。
初めて聞く言葉だと
どうしても聞き慣れている似た響きの言葉に
変換して連想してしまいますよね。
(私は「ひつまぶし」を「ひまつぶし」って
本気で思っていた過去があります)
実は…
「ポーセラーツ」=「ポーセリン」+「アート」
つまり、「磁器」+「芸術」ということです。
ポーセラーツで使う磁器は基本的には白い磁器です。
白い磁器のことを白磁(はくじ)と言います。
ポーセラーツ を始めるまでは「白磁」なんて言葉、
私は使ったことありませんでした。
でも、ポーセラーツを始めてからは
もう何回言ったか分からないほど。
白磁が常にそこにある…あることが当たり前の
ポーセラーツ生活です。
そんな白磁に芸術を施すのがポーセラーツです。
白磁という真っ白でクールなアイテムに
色をつけたり、
表情を与えたり、
想いを込めたりするのが
私にとってのポーセラーツです。
そのために使うのが
転写紙(てんしゃし)や絵の具です。
転写紙とは、簡単に貼ることができる
専用のシールのようなものです。
いろいろな柄があります。…と言うと決まって
「どんな柄?」と聞かれます。
少し考えはしますが、答えはやっぱり
「いろいろな柄」
転写紙の大きさはA4やA3などで
柄が印刷されたシート状で販売されています。
柄の種類は本当にいろいろで、数え切れないほど販売されています。
私がレッスンのために用意しているのは
やっぱり私の好みのものや
生徒さまの中で人気のあるものになります。
転写紙の販売業者はたくさんありますが
メルカリでも売られています。
どんな柄の転写紙を使うか決まったら
自由に切り取り、自由に貼ってデザインします。
同じ白磁、同じ転写紙を使っても
作る人が違えばお互いに真似をしない限り
全く異なる作品に仕上がることでしょう。
自身の個性とセンスを発揮できるのも
ポーセラーツ の魅力です。
そして、もう一つ
絵の具のことも忘れてはなりません。
磁器用の粉状の絵の具を
メディウム(溶剤)で溶いて使います。
絵の具についても「いろいろな色」があります。
無限大です。
と言うのも、
誰もが小学校の図画工作や中学校の美術の授業で
使ったことのある絵の具のように
自由に色を混ぜる(混色)ことができるからです。
何色に何色をどれだけ混ぜるか?
少しの加減で色は変わります。
無限大の色を使って白磁に自由に描くことで
絵の具でも個性とセンスを発揮できます。
白い磁器(白磁)に
専用のシール(転写紙)や絵の具を使って
自由にデザインできるクラフトです。
真っ白い磁器も素敵ですが
自分の好きを詰め込んで「ここにしかない」ものに
変身させる作業は、ワクワクの連続です。
完成した作品を手にしたとき
お部屋に飾ったとき
食器として使うとき
そしてそれらを見るたび、更にワクワクは増殖します。
ま、四の五の言わんと一回やってみ!