ポーセラーツといえば転写紙!
…のイメージが強いですが
絵の具を使うポーセラーツもとても楽しいんです。
『陶磁器の絵付け』のその歴史や文化は
とてつもなく奥深いものです。
ここでは
「これからポーセラーツを始めたいなぁ」
と、思っている方に向けて
私なりにポーセラーツの絵付けの楽しさを
ご紹介しようと思います。
『絵の具』と聞くと
小学校や中学校で使ったチューブに入ったものを
思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか?
白いパレットにチューブから絵の具を出して
ときには実験と称して
いろんな色を混ぜて使ったと思います。
ポーセラーツの絵の具は、粉状です。
沢山の色がそれぞれ小さな容器で売られています。
それを専用のメディウムで溶いて使います。
これは、ちょっと注意が必要です。
なぜなら、画用紙に絵を描くのとは違うからです。
白磁の場合は、色を初めから濃くはしません。
薄く描いて、焼成して。
色を重ねたり影をつけたりして、焼成して。
ゆっくりとジワジワと完成形に近づける…
そんなイメージです。
ポーセラーツで絵の具を使う方法は
筆で描くだけではありません。
スポンジを使ってポンポン叩いて色付けをしたり
更にそれを削り取ったり
丸ペンを使って細い線を描いたり
いろいろな方法で楽しむことができます。
絵の具を使った作品をいくつか紹介します。
「私、絵心ないから無理やと思う」
と言うのを、度々耳にします。
私も最初は同じように思っていました。
でも、ポーセラーツの絵付けに絵心は、不要です。
絵心がなくても上手にできるやり方があるのです。
ここで紹介した作品たちは
実は、割と褒めていただくことが多いのですが
私、絵心というものを全く持ち合わせていません。
そんな私でも絵の具を楽しみながら
尚且つ褒められ作品を作ることができるのです。
そう言う意味でも、
なんとなく敷居が高く感じる「絵付け」ですが
誰でも楽しめる手法だと、私は思っています。
騙されたつもりで一回やってみ。
自分でもびっくりする完成度やで!!
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