ポーセラーツの転写紙について(その1)

ポーセラーツの転写紙について(その1)

ポーセラーツをするのに欠かせないのが転写紙です。
ポーセラーツを始めたばかりの頃は疑問に思っていました。
「転写紙ってどこで買えるんだろう?」
教室に行くと先生はたくさんの転写紙をお持ちです。
私の教室に通ってくださる生徒さんからも
「転写紙ってどこで売ってるんですか?」
と、よく聞かれます。
今回は転写紙のあれこれについてまとめてみました。

転写紙を買うときは…

いくつか気をつけるべきことがあります。

私の失敗を思い出して注意点をお伝えします。

こんな色だったかな?

「この柄、いいな」「このクマ可愛い」など、柄や色を見て購入することがほとんどだと思います。

しかし、今見ている転写紙の色と焼成後の色が同じとは限りません。

大抵のショップは焼成後の写真も載せているので、そちらもしっかり確認して判断するといいでしょう。

水色が白になるとか…青いお花がピンクになるとか…想像を超えて色が変わる転写紙もあります。

思ってたより小さいなぁ?!

私の知る限りではありますが、転写紙ショップのサイトでは

どの転写紙も、同じ大きさの画像を並べて柄を紹介しています。

柄だけを見て、コレとコレとコレと…と購入して、届いてびっくり!

転写紙によってシートの大きさが違うんです。

A3やA 4で販売されていることが多いのですが、A3だと思っていたのにA4だった…なんてことはうっかり者の私には度々あります。

小さなものだと、A5の転写紙も販売されています。

知らずに買って届いたときに「ちっちゃっ!!」と、思わず声に出たこともあります。

その逆もあります。

B3ほどの大きさの転写紙もあるんです。

私のようなドジをしないためには、画像の下などに注意書きとしてシートの大きさが記されています。

そこも忘れずにチェックしましょう。

一概に値段だけでは判断できません。

転写紙の写真

花柄の転写紙を並べてみました。

大きいものからA3、A4、A5です。

転写紙を購入したら…

ポーセラーツを始めた頃は、いいんです。

持っている転写紙の枚数もまだ、手に負える数だと思います。

その後、ポーセラーツにハマるとともに転写紙の枚数もどんどん増えます。

おそらくほとんどの人が、そうなると予想されます。

そうなると、また新たな問題発生です。

「置き場所」問題です。

さて、どうしましょう?

ファイルで保存

文房具コーナーで売っている「クリアポケットファイル」を使う方が多いです。

私も、使っています。

一つのポケットに、背中合わせに重ねて転写紙を入れています。

花柄の転写紙のポケットをめくると裏側にはドットの転写紙、ボーダーの転写紙の裏側はアニマル柄…といった感じです。

更に教室用の転写紙は大量なので、柄によってファイルを分けて保存しています。

「花柄」

「ドット・ストライプ」

「ブランド風」

「アニマル」…などなどです。

ファイルの写真

A3のクリアポケットファイルです。

私はファイル12個に分けて保存しています。

ファイル内側の写真

このように転写紙を保存しています。

重ね方に注意!

転写紙を重ねて保存するときに、絶対にしてはいけないことがあります。

それは、柄と柄を合わせて重ねることです。

少々の時間では大丈夫ですが、長期間その状態で置いておくと転写紙どうしがピッタリとくっついてしまいます。

使う時にうまく剥がせるといいのですが、柄も一緒に剥がれることがあります。

そうなると、くっついていた転写紙どちらも、使うことはできません。

重ねるときは柄と柄の面がくっつかないように、柄を同じ向き(上なら全て上)にして重ねましょう。

水分にご用心!

転写紙を貼るときには、水に浸けなければ貼ることができません。

つまり逆にいうと、水に浸けたら貼らなければなりません。

使う予定のない転写紙にうっかり水が掛かると…後日、使おうとしてもその転写紙は台紙にくっついたままで剥がれず、結局のところ、使うことができません。

ポーセラーツをしているときは、転写紙をテーブルに広げて作業をします。

水の入った容器も同じくテーブルに並べます。

使わない転写紙までうっかり濡らしてしまわないように、気をつける必要があります。

さぁ、買ってみましょう!

今は、スマホやパソコンで検索したら、すぐに必要な情報を手に入れることができます。

「ポーセラーツ 転写紙」で検索してお店を探すと色々見つかることでしょう。

なんならメルカリでも売られています。

ただ、私はメルカリで転写紙を購入するのはあまりお勧めしません。

それはどうして?

お勧めしないと言いながら、私はメルカリで転写紙を購入したことがあります。

それで困ったことがあったのです。

お勧めしない理由は2つあります。

まず一つ目は、焼成後の色がわからないことです。

黒は焼成後も黒でほぼ間違い無いので安心ですが、他はどんな色になるか分からないので、私は怖くて使えませんでした。

元々のショップ名や焼成後の色について説明がある場合は、安心して使えます。

もう一つの理由は、その転写紙が気に入ったので追加で欲しいときに追加しにくいということです。

自分でお店から直接買おうと思って出品者さんに尋ねたのですが、その方もどこの転写紙か記憶にないとのことでした。

泣く泣く諦めるしかありません。

ただ、お得に購入することができる場合もあるので、焼成後の色変や追加はできないかもと納得の上でなら、メルカリでの購入も良いと思います。

では、どこで?どうやって?

私がリピートして購入している転写紙屋さんを5つ紹介します。

長くなったので、続きはその2で。

岡本 直子

Cerises Rouge

岡本 直子

Cerises Rouge代表
日本ヴォーグ社ポーセラーツインストラクター。

元教員(およそ20年間、中学と高校で家庭科を教えていました)ですので、教えることも話すことも大好きです。
愛媛県のしまなみ海道あたりの出身です。
レッスンでは「作りたいものを自由に」作っていただくことを心掛けています。ご自身のお好みとセンスを大いに発揮して個性あふれる作品を完成させてくださいね。私は、そのお手伝いをさせていただきます。

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